油は、バランスが大切?
NHKのTV番組、ガッテンによると、バランスが崩れると、心筋梗塞のリスクが増加するそうです。 オメガ3脂肪酸の摂取量が低いグループの心筋梗塞の発症率が、多いグループより、3.84倍になり、 中性脂肪が低下するそうです。
油の分類
飽和脂肪酸
- バター
- 牛肉
- ココナッツオイル
- パームオイル
オメガ9脂肪酸
- オリーブオイル
- なたね油
- アーモンドオイル
- 米油
オメガ6脂肪酸(血液を固める)
- サラダ油
- コーン油
- ごま油
オメガ3脂肪酸(血液をサラサラにする)
- えごま油
- 亜麻仁油
- 魚油
- アザラシ油
- くるみ油
えごまは、シソ科の植物で、日本では、内陸の寒冷地に育つ植物です。
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランス
飽和脂肪酸とオメガ9脂肪酸は、体の中で合成できます。一方、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は、体の中で作ることができません。(必須脂肪酸)
健康のためには、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスよく摂取することがが大切です。
オメガ6脂肪酸 | 9.6g |
オメガ3脂肪酸 | 2.1g |
H28 国民健康・栄養調査より
そのため、オメガ3脂肪酸を小さじ1杯(2g)余分に摂取すると、かなりアンバランスが改善できます。
オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の理想的なバランスは、2;1です。
そのため、オメガ6脂肪酸を減らすか、オメガ3脂肪酸を増やすかして、理想に近づけると良いと言われています。
オメガ3脂肪酸は、海洋性オメガ3脂肪酸である青魚に含まれるDHAやEPAの他に、 くるみ、アマニ、エゴマなどに含まれる植物性オメガ3(n-3系)脂肪酸である α-リノレン酸(ALA) があります。

https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/faculty-of-agriculture-jp/5195000/pdf/03/341-4.pdf
亜麻仁油とえごま油の製品ラベルでは、それぞれの成分比は、以下のように示されていました。

フラックス油(亜麻仁油) | えごま油 | |
---|---|---|
αリノレン酸 | 52g | 60g |
リノール酸 | 15g | 13g |
オレイン酸 | 18g | 14g |
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