アトピー性皮膚炎に新薬「デュピルマブ」
アトピー性皮膚炎は、皮膚に、激しいかゆみを伴う湿疹を繰り返す病気です。
アトピー性皮膚炎の患者数は、内で、推定数百万人いるそうです。
アトピー性皮膚炎は、命にかかわる病気ではないが、患者のQOL(生活の質)や見た目など社会的に影響を与える病気です。そして、夜寝ているときに、書いてしまうので、睡眠が不足する傾向があります。
アトピー性皮膚炎、発症の仕組み
- 乾燥などで、皮膚のバリア機能が低下することで起こる。
- 弱った皮膚から、ホコリやダニなどのアレルギー物質が入り込む。
- 免疫細胞が活性化する(強いかゆみや炎症を引き起こす)
また、過労やストレスが、症状を悪化させることが知られています。
治療法
一般的には、免疫を抑制し、かゆみや炎症を抑制するステロイドを使用ます。
しかし、およそ、2割の患者には、ステロイドは効果がなく、他の治療法が求められています。
デュピルマブ
- デュピルマブ
- 医療用医薬品 : デュピクセント
- https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00067283
- http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00067283.pdf
- 約2万5000円(保険適用・3割負担の場合)
- 皮下注射
- 2週間に一度
現在は、主に、ステロイドが効果のない患者に使用されているようです。
デュピルマブが、アトピー性皮膚炎に効果を及ぼす仕組み
- アトピー性皮膚炎になると、免疫細胞からかゆみや炎症を引き起こすタンパク質が分泌される。
- デュピルマブは、このタンパク質の活性を抑制する。
副作用は、ほとんどないと言われています。
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