物忘れは、糖のとりすぎ?

甘い物を食べるのを減らすと物忘れが減るそうです。

ガッテン!「物忘れ&認知症を予防!“記憶物質”大発見SP」2018.05.23放送より

甘い物と糖質の摂取を控えて、血糖値を減らすと物忘れが少なくなる

血糖値と記憶力の調査

カナダ マックスター大学 教授 ハーツェル・ガースティン医師

血糖値が高い、50代から60代の男女300人を調査

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)「※血糖値の1~2ヶ月の平均を表す」が、1%高くなるとテスの成績が1.75ポイント低下する」ことを発見!

血糖値が高まることによる記憶力の低下は、糖尿病患者に限りません。すこし、血糖値が高いぐらいで、記憶力の低下が起こる。血糖値の上昇による認知機能の低下は、確実に発生している。

頭を使うと糖を消費する

頭をつかうと糖を消費する

将棋の棋士は、将棋を打ちながら糖分を摂取する。

事実、頭をつかうと血糖値は下がる。

PETで、体の中で糖が使用されている部分が、分析できる。

脳は、大量に糖を消費し、1日100gの糖を消費する。

血糖値が高めの人は、正常な値の人と比べて、糖の脳へ取り込みが少ない。つまり、血糖値は高いのに、脳は糖不足になっている。特に、記憶を司る海馬の周辺で、糖不足が起こっている。

インスリンと物忘れの関係の実験

広島大学 名誉教授 鬼頭昭三

インスリン:細胞に糖を取り込むように指示する物質(血糖値を下げる役割)

ネズミを使った記憶力の実験

水を張ったプールに、ネズミを入れ、泳いで高台に着くまでの時間を計測、同じ実験を繰り返し、高台の位置を覚える記憶力を調べた。

脳で、インスリンが効かないねずみ

  • 1回目 13分
  • 一週間後 5分

脳で、インスリンが効かないねずみに1回だけ、脳にインスリンを注入

  • 1回目 13分
  • 一週間後 11秒

体の中で作られているインスリンは、記憶力を良くする物質であることが推測される。

調査と実験の結果が、明らかにする疑問

  • 血糖値が高いと、インスリンが、脳まで届かなくなる?
  • 血糖値が高いと、インスリンはどうなる?

血糖値とインスリンと記憶の関係に付いての現在考えられている説の1つ

  1. 甘い物を摂取すると、体中の血糖値が上昇する
  2. 体中の血糖値が上昇した状態は、体にとって良くない。(毛細血管が詰まってダメになる)
  3. インスリンを分泌して、細胞に糖を摂取を促進する。その際、インスリンにより、体が、糖の消費を優先するため、インスリンが無いことで、脳の一部が、糖不足になる(糖を取り込んでエネルギーにすることができない)。

物忘れ=血糖値高め

インスリンが大量に使われると、脳がインスリン不足になる。その結果、脳が糖不足になるのでは無いかと考えられている。

高血糖による物忘れで多いのが、記憶がすっかり抜け落ちるパターンの物忘れ。

物忘れを確認する方法

  • 1分間で、知っている動物の名前を挙げる
  • 14~15種類挙げると正常。
  • 口頭で、挙げることで、すでに挙げたかどうかを確認する作業記憶の低下を確認する

血糖値を下げるには

HbA1c

  • 65歳未満の場合は、5.7%以上は、生活習慣の見直しが必要
  • 65歳以上の場合は、6.2%以上

物忘れでは、5.7%以上は注意

食後の血糖値

  • ご飯を食べ終わった後、2時間以内に測定
  • 140mg/dl以上は注意

食事や運動など、生活習慣の改善が最も大切。運動は、インスリンの働きを強める

  • 有酸素運動
  • 適度な糖質制限(ご飯、1食100g、野菜を食べてから他のものを食べる)

血糖値と認知症の関係

アルツハイマー病と血糖値の関係には、かなり因果関係がある

脳にインスリンが届かないと神経細胞にもダメージ、長く続くと死滅し、認知症の原因にもなる。

脳にインスリンが届かないことが長く続くと神経細胞にもダメージ、長く続くと死滅し認知症の原因にも。早めに血糖値をコントロールすることで改善する可能性がある。

人の頭に、インスリンを直接注射できないが、海外では、インスリンを鼻から吸入する認知症の治療法の臨床試験が始まっている(日本では行われていない)。

血糖値が下がるとMCI(軽度認知障害:認知症の一歩手前、5年以内に約半数が認知症に)が、改善した。

インスリンに脳の神経細胞を再生する力?

ソーク研究所 フレットゲージ教授

インスリンに、脳の神経細胞の再生を促す力がある。

脳の神経細胞は、海馬の歯状回で生まれる。

運転免許の高齢者講習の前には、糖質制限が効果的?

高齢者が運転する自動車による事故が増加したことにより、高齢者の運転免許の更新には、事前に高齢者講習が行われます。

人口が密集していない地域では、生活には自動車での移動が重要です。

しかし、高齢者講習の記憶力の試験で、不合格になると、自動車免許を更新することができません。

これまで説明したように、糖質の摂取を減らすことで、頭の働きが良くなることが知られているので、運転免許の高齢者講習の数ヶ月前には、お菓子を食べるのを控え、ご飯の量も減らし、食事は、野菜から食べるようにしましょう。

運転免許の高齢者講習の試験に不合格になるキケンを減らすことが期待できます。

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