テレビの健康番組で取り上げられた、がん治療について調べてみた。

テレビの健康番組は、ついつい見てしまいます。番組で取り上げられた新しいがん治療について調べてみました。

ガンは、再発の可能性があり、治療が長期間継続する場合がある。治療期間全体の医療費やその補助金を考えると高額医療の保険適用は、結果として安価になる可能性がある。

一時的な治療費だけでなく、その後の通院費用、介護、リハビリ費用、治療後の収入の変化など、広く考えると、考え方は変化する。

がん治療は、大きく3つに分けられる。

  • 手術
  • 放射線

がんの治療方法

ロボット手術

軍事用として開発された。医者が現地にいなくても手術が可能(遠隔手術)なことを目指して開発された。

公的保険適用で、患者負担軽減(自費診療200万円→保険適用に!)

健康保険を使った医療の自己負担額は異なる

例:Aさん(60)年収500万円

高額医療費制度により、実質負担額が、実質10万円

公的保険の適用条件

科学的に、今までの治療より、優秀であること

ロボット手術が保険適用になったガン・全9種(2018-04)

  • 前立腺がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 食道がん
  • 直腸がん
  • 肺がん
  • 縦隔腫瘍
  • 膀胱がん
  • 子宮体がん

手術支援ロボット「ダビンチ」1台、3億円(メンテナンス費 1000万円/年)

病院側からの視点では、商業的に割に合わない(収益性が低い)。しかし、患者側の身体的負担は大幅に軽減される。

自由診療であれば、ロボット手術の費用を自由に決めることができた。公的保険が適用されたことで、人が行なう内視鏡手術とほぼおなじになり、病院によっては赤字になる。しかし、操作できる医師を育てていく必要がある。

  • モニターは、3D
  • 手ぶれ防止機能
  • ロボットアームに、手首にあたる関節がある
  • 手術時間の短縮、出血量の低減が実現できる

国内で手術ロボットの開発を目指している企業

  • リーバーフィールド

    東京医科歯科大学と東京工大が連携

    ロボットアームが、ぶつかったときの感触を反力として、伝える。

  • メディカロイド

    東京医科歯科大学と東京工大が連携

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放射線治療

重粒子線治療(公的保険の適用が開始された。従来の治療費が300万円前後なのに対し、高額医療費補助により、10万円程度に)

保険が使える粒子線治療(重粒子線・陽子線)

手術で取り切れない場所、合併症で、他の治療ができない場合などに使用される。

  • 小児がん(陽子線のみ)
  • 骨軟部腫瘍
  • 前立腺がん
  • 頭頚部がん

重粒子線治療施設世界10箇所のうち、5箇所が日本

群馬、千葉、神奈川、兵庫、佐賀

日本の粒子線治療施設の紹介

装置は、東芝と日立製作所のみが製造している。

装置の設置に、サッカー場ほどの広さが必要

重粒子炭素イオン線 炭素原子核を光の速さに近い速度(光速の80%)に加速し、がん細胞を殺す。

一般の放射線治療では、X線を使用する。

X線は人の体に入った瞬間が一番エネルギー量が多く、体の内部にあるガンに届くときには弱くなる。

それに対し、重粒子線は、体に入ったときよりも、体内のガンに届いたときのほうが、エネルギー量が多くなる。そのため、照射する回数を減らすことができる。

重粒子線治療は、通院だけで、数日休むだけで、治療が可能

オプジーボ

がん細胞は、人の体の免疫システムを停止させ、自分を攻撃させないようにする機能がある。

オプジーボは、免疫細胞が、がん細胞により、がん細胞を攻撃を停止させないようにすることをできなくする。そのため、免疫細胞が、がん細胞を攻撃し続けることができる。

  • 悪性黒色腫(メラノーマ)
  • 非小細胞肺がん
  • 腎細胞がん
  • 頭頚部がん
  • ホジキンリンパ腫
  • 胃がん

副作用は、ある。実際に死亡者もいる。

他に治療法が無い人に処方され、そのうち、20~30%に効果がある。

光免疫療法

アメリカ国立衛生研究所 小林久隆

特殊なタンパク質に、がん細胞にくっつく性質のあるIR700を結合させる。IR700に、近赤外線光を当てると、がん細胞の細胞膜を破壊する。体内に、薬を注入し、がん細胞に吸着させたあと光を当てることで、がん細胞の膜に傷が付き、傷から水が入り込み、がん細胞を破裂させ、がん細胞を死滅させる。

  • がんの種類は問わない、末期がんでも効果を期待、通院による治療が可能。
  • 2015年から、アメリカで治験が開始され、頭頚部がん15人のうち、14人に効果、7人のガンが消滅 2020年の実用化を目指す。
  • 国立がん研究センター東病院 2018-03から、治験が開始された(対象は、頭頚部がんの再発したケースのみ)。

ガン遺伝子検査

国立がん研究センター中央病院 2018-4から、先進医療として実施

がんに罹った人のがん細胞を採取し、がん細胞の遺伝子を調べる。その情報から、どの薬が効くかを調べる。患者さんのがん組織の遺伝子変異に適した治療を行うがんのゲノム医療

遺伝子検査

自分の遺伝子を検査して、どういったガンになりやすいかを検査する

予防

子宮頸がんはHPV、肝臓がんの多くはHBVとHCVというウイルスが原因であることが分かっています 。そして、胃がんもヘリコバクター・ピロリ菌による感染症です。

胃がん

原因は、ピロリ菌。ピロリ菌を除去できれば、胃がんにはならない。5歳までに、水道が完備されていない環境で育った人、ピロリ菌保有者からの経口感染で、ピロリ菌に感染する

肝臓ガン

肝臓ガンに進行するB型肝炎、C型肝炎ウイルスの感染を調べて、感染していれば治療を行なう。予防接種(1990年以前)で、感染が広がった。

保健所であれば、検査は、自己負担なしの自治体が多い。

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